マイクロソフト、Surface Laptop Studio 2の生産終了を決定、後継機の予定なし

マイクロソフトは、Surface Laptop Studio 2の生産を終了し、2025年6月に製品のライフサイクルを終了することを決定しました。後継機の計画は現時点でなく、Tom's Hardwareによると、このデバイスは他の終了製品と同様に静かに市場から姿を消す予定です。例えば、描画用のクリエイティブスタジオに変換可能なデスクトップPCであるSurface Studioは、昨年12月に後継機なしで正式に終了しました。また、Surface Headphones 2やSurface Earbudsなどのオーディオ製品もひっそりと姿を消しています。

Surfaceブランドにとって、この生産終了は不透明な時期に重なります。一方で、Surface Pro 12インチとSurface Laptop 13インチの2つの新デバイスが発表され、来週発売予定です。しかし、Surfaceブランドの推進者であったパノス・パナイ元主任が2023年に予算問題や製品キャンセルを理由にマイクロソフトを退社し、アマゾンに移籍したことは大きな打撃でした。パナイの後任にはパヴァン・ダヴルリが就任しています。

Surface Laptop Studio 2の終了は、マイクロソフトのSurfaceラインナップの将来について議論を呼んでおり、ブランドの方向性に注目が集まっています。