NASA、月探査機LROが日本の「RESILIENCE」着陸予定地を撮影
NASAのLROが、2025年6月に着陸予定の日本の月面探査機「RESILIENCE」の着陸候補地を撮影した。
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NASAの月周回探査機「ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)」に搭載されたカメラ(LROC)が、日本のispace社による「SMBC×HAKUTO-R ムーンミッション2・RESILIENCE」月面着陸機の着陸予定地を撮影した。着陸は2025年6月5日(UTC)以降に行われる予定だ。
撮影されたエリアは、幅約5,040メートル(3.13マイル)で、画像の上が北にあたる。着陸候補地は月の「フリギディス海(Mare Frigoris)」と呼ばれる地域に位置しており、ここは火山活動によって形成された平原で、大規模な断層(しわ状の尾根)が点在している。
フリギディス海は35億年以上前に、玄武岩の大規模な噴出により低地が埋め尽くされて形成されたとされている。NASAとispaceによる今回の探査協力は、月面探査技術の進展に向けた国際的な取り組みの一環として注目されている。
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