フランス、テレグラム創業者デュロフの米国渡航を禁止

フランス当局は、メッセージアプリ「テレグラム」の創業者パベル・デュロフ氏が投資ファンドとの交渉のために米国への渡航を求めた申請を拒否しました。パリ検察庁は、POLITICOに対し、5月12日に「この海外渡航が必要かつ正当であるとは思われない」として決定を下したと述べました。

デュロフ氏は2024年8月にフランスの空港で逮捕され、昨年9月以降、テレグラム上での違法行為に関連する6つの罪で起訴され、厳格な司法管理下に置かれています。彼はフランス当局の許可なく同国を離れることが禁止されており、3月15日から4月7日までドバイへの渡航が許可された例を除きます。ロシア出身のデュロフ氏は、フランスとアラブ首長国連邦を含む複数の国の市民権を保有しています。