ブーティッド流星群、今夜ピークを迎えるも、観察は不確実

予測が難しいブーティッド流星群が今夜、ピークを迎える予定です。しかし、アメリカでは夕方以降に流れ星を見るチャンスがあるものの、天候によってはその姿を目にするのは難しいかもしれません。

毎年6月、地球は彗星7P/Pons-Winneckeが残したデブリの軌跡を通過し、それがブーティッド流星群を引き起こします。この流星群の名前は、その放射点（流星が地球に向かって飛んでくるように見える場所）が西の地平線の上に位置する「ブーティス座」に由来しています。

アメリカでは、6月27日の夕方から夜にかけてが最も観察しやすい時間帯であり、この時間帯に放射点が最も高く昇ると言われています。ただし、流星群の観察には運が必要であり、期待しすぎない方が良いかもしれません。