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アリゾナ州、ピーク需要に備えて大型グリッドバッテリーを稼働

アリゾナ州は、夏のピーク時のエネルギー需要に対応するため、1200MWhの大型グリッドバッテリーを稼働させました。

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アリゾナ州は、夏のピーク時のエネルギー需要に対応するため、同州最大のグリッドバッテリープロジェクトの一つを稼働させました。Electrekの報道によると、カナダのソーラー企業「Canadian Solar」の子会社であるRecurrent Energyは、アリゾナ州マリコパ郡にある1200MWhのPapago Storage施設を商業運転に入れました。この大型グリッドバッテリーは、アリゾナ州最大の公益企業であるアリゾナ・パブリック・サービス(APS)に蓄電された電力を供給し、空調需要がピークを迎える時期に間に合わせました。Papagoは、APSとRecurrentの3つのプロジェクトのうちの最初のものです。これら3つのプロジェクトは合計で1800MWhの蓄電容量と150MWの太陽光発電能力を提供し、約72,000世帯を4時間にわたって運転するのに十分な電力を供給し、さらに24,000世帯に年間を通じて太陽光エネルギーを提供します。