NASAとJAXAのXRISM衛星、X線で天の川の硫黄を検出
NASAとJAXAが共同で開発したXRISM衛星が、天の川における硫黄をX線で直接測定するという画期的な成果を上げました。
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2025年7月23日、NASAとJAXAが共同で運用するXRISM(X線イメージング・分光観測衛星)は、これまでにない方法で天の川の星間物質に含まれる硫黄を検出しました。国際的な科学者チームは、XRISM衛星が収集したデータを使用して、2つのバイナリ星系から放射されるX線を使い、星間空間に存在するガスや塵に含まれる硫黄を直接測定しました。これにより、硫黄の気体と固体の両方の相の直接的な測定が初めて行われました。この成果は、XRISM衛星の主要な観測手法であるX線分光法による独自の能力を活用したものです。
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