Meta、AIインフラ向けにGoogle Cloudと100億ドルの契約を締結

Metaは、Google Cloudサービスに対して少なくとも100億ドルを投じる6年間の契約を締結し、両社間で初となる大規模クラウド契約を確定した。この契約により、Metaは自社のデータセンターへの投資を続けつつ、AIインフラ向けにGoogle Cloudのサーバーやストレージを活用することができる。CEOのMark Zuckerbergは、すべてのAI研究者に最大の計算能力を提供するという壮大な計画を掲げており、自社拡張だけでは短期的な需要に追いつけないため、他社のクラウドリソースを活用する必要があるとされる。Metaは既に20以上のデータセンターを運用中で、さらに建設中の施設もあるが、短期的な計画には外部リソースを活用することが不可欠である。この動きはMetaにとっても珍しいことではない。