CanonicalサーバーのダウンでUbuntuユーザーに深刻な更新遅延発生
Canonicalのサーバーが36分間ダウンした影響で、Ubuntuユーザーが数日にわたり更新できない事態となった。
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【テクノロジーニュース】Linuxディストリビューション「Ubuntu」を提供するCanonicalは、今月5日と7日に発生したサーバー障害について報告した。対象となったのは、セキュリティ更新を提供するsecurity.ubuntu.comおよびarchive.ubuntu.comで、障害自体は最長36分間にとどまったものの、その影響は広範囲に及んだ。
ユーザーからは、ダウンタイム終了後も数日間にわたりアップデートのインストールができないという深刻な遅延が報告されている。Canonicalによれば、短時間の障害であっても大量のリクエストが滞留し、サーバーが処理しきれないバックログが発生したことが原因だという。
ステータスページは迅速に「復旧済み」と更新されたものの、実際のユーザー体験は依然として影響を受けており、システムの信頼性強化が課題として浮き彫りになった。現在、サービスは通常通り稼働しているが、今回の障害を受け、今後の再発防止策が注目されている。
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