Google、友人によるアカウント回復支援機能を導入

Googleは、アカウントにアクセスできなくなった際のフラストレーションを軽減するための新しい回復ツールを導入した。従来のセキュリティ質問への回答や回復用メールアドレスの入力に代わり、ユーザーは登録済みの携帯番号や信頼できる友人や家族を利用して本人確認が可能となる。

新機能「Recovery Contacts」では、ユーザーがアカウントを乗っ取られたり、パスワードやパスキーを失った場合に、指定した人物に本人確認を依頼してアカウントへのアクセスを回復できる。Googleは認証プロセスの詳細を公開していないが、「標準的な回復手段が失敗した場合でも、簡単かつ安全にアクセスを回復できる方法」を提供するとしている。

Recovery Contactsは、対象となる個人用Googleアカウントで利用可能で、アカウント設定のセキュリティオプション内にて設定できる。これにより、ユーザーは信頼できる人々の協力を得て、安全にアカウントを復旧できるようになる。