ChatGPTに2026年からPayPal統合、シームレスな購入が可能に

PayPalは本日、2026年からChatGPTを通じて直接購入する際に、自社のウォレットを使用できるようになることを発表した。最近追加されたChatGPTの即時チェックアウト機能には、PayPalで支払うオプションが用意されており、他のサービスでPayPalを利用する際と同じインターフェースで操作可能だ。PayPalアカウントに登録されている通常の支払い方法や配送先、連絡先情報の確認も可能である。

このパートナーシップは、OpenAIがChatGPTに「今すぐ購入」ボタンを追加し、即時チェックアウト機能を展開したわずか1か月後の発表である。最初はEtsyやShopifyでのみ利用可能だったが、現在はWalmartにも拡大している。OpenAIのAgentic Commerce Protocolを使用することで、購入者にとっての利便性が向上するだけでなく、PayPalをサポートする企業の製品が、個別に登録することなくChatGPTのEコマース設定に自動的に組み込まれる仕組みとなっている。