マイクロソフト、Azure向けLinux統合サービスをオープンソース化
マイクロソフトは、Azureクラウド向けのLinux統合サービス「AITL」をオープンソース化し、Linuxディストリビューションの提供を強化する。
最新の更新
マイクロソフトは、Azureクラウドサービス向けのLinux統合サービス「Azure Image Testing for Linux (AITL)」をオープンソース化すると発表した。ZDNetの報道によると、Azureでは長年、Windows ServerではなくLinuxが最も利用されているOSであり、2024年のデータでは、Azureマーケットプレイスの60%以上、仮想マシンコアの60%以上がLinuxを使用していると、Azure Linuxプラットフォームグループのプログラムマネージャー、ジャック・アバウトブール氏が明らかにした。
この状況を受け、マイクロソフトはLinuxディストリビューションの提供をより容易にするため、Azure Core Linuxプロダクト管理チームのプリンシパルマネージャー、アンドリュー・ランダル氏によると、AITLをディストリビューション発行者向けに「サービスとして」提供する。この取り組みにより、LinuxディストリビューターはAzure上で高品質なディストリビューションを効率的にリリースできるようになる。マイクロソフトのLinuxサポート強化は、クラウド市場での競争力向上を目指す戦略の一環とみられる。
好きかもしれない
- OpenAI、ChatGPTにGPT-4.1を追加、モデルラインナップの混乱に対応
- EA、週3日のオフィス勤務を義務化、リモート採用を大幅削減
- リトアニアのバイオテクノロジー企業Genomika、520万ユーロのDiDAXプロジェクトに参加し、DNAデータストレージ技術の先駆けに
- Googleのツールが悪用され、技術CEOの物議を醸す過去が検索結果から削除される
- Microsoft、VS Code向けのCopilot Chatをオープンソース化
- HDMI 2.2が正式に発表:帯域幅96GB/s、16K解像度に対応
- Microsoft、Xboxハンドヘルドの発売を延期し、SteamOSに対抗するWindowsゲームPCの最適化を優先
- Apple Watchのカロリー計算、研究により大幅に不正確であることが判明