iPhone誕生20周年、全面ガラスデザインは登場せず?
iPhoneは2027年に誕生20周年を迎えるが、全面ガラスの大胆なリデザインは実現しない可能性が高い
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2027年にiPhoneは誕生から20周年を迎えるが、それを記念する製品に関して、期待されていたような全面ガラス仕様のリデザインは登場しない見込みであると報じられている。
Appleの共同創業者であり、故スティーブ・ジョブズは、かつてからガラス素材に強いこだわりを持っていた人物として知られる。彼が育った地域には、建築家ジョセフ・アイクラーによる床から天井まで全面ガラスの外壁を特徴とした住宅が多く、それがジョブズの美学に大きな影響を与えたという。
その影響は、Apple Storeのデザインや、Apple本社「Apple Park」にあるスティーブ・ジョブズ・シアターなどにも色濃く表れている。また、初代iPhoneの画面に「Gorilla Glass」が採用されたのも、ジョブズがCorning社の幹部に直接電話をかけて説得したことに始まるとされている。
しかし、最近の複数の噂によれば、20周年モデルとして登場が予想されるiPhone 20(仮称)では、さらなるガラスの活用は検討されているものの、全面ガラスボディのような大胆なデザイン変更はないとの見方が強い。
Appleが20年にわたるiPhoneの歴史をどのように祝うのか、今後の動向に注目が集まっている。