NASA、2026年のアスペラ宇宙望遠鏡打ち上げにロケットラボを選定
NASAは、銀河間のガスを観測する小型衛星アスペラを2026年第1四半期にロケットラボのエレクトロンで打ち上げる契約を締結した。
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NASAは、銀河間の広大な空間に存在するガスを研究する小型衛星「アスペラ」の打ち上げに、ロケットラボを選定した。アスペラは、アリゾナ大学とNASAが共同開発する靴箱サイズのキューブサットで、搭載された望遠鏡を使って銀河間に漂うガスの紫外線を観測する。このミッションは、2026年第1四半期にニュージーランドにあるロケットラボの打ち上げ施設「ローンチ・コンプレックス1」から、エレクトロンロケットで実施される予定だ。
ロケットラボの選定は、NASAの3億ドル規模の「ベンチャークラス専用および相乗り打ち上げサービス契約(VADR)」の一環であり、PREFIRE、TROPICS、CAPSTONEなどの科学ミッションで同社がNASAから信頼を得ていることを示している。アスペラの打ち上げは、宇宙科学の新たな知見をもたらすと期待されている。
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