Apple、パスキーのインポート/エクスポート機能をプラットフォーム間で対応へ
Appleは、パスキーのプラットフォーム間でのインポートおよびエクスポート機能を次期OSアップデートで導入すると発表しました。
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Appleは今週開催されたWWDC(世界開発者会議)で、パスキーの大きな欠点の1つを解消する新機能を発表しました。それは、異なるプラットフォーム間でのパスキーのインポートおよびエクスポートを可能にする機能です。
この機能は、次回の主要なiOS、macOS、iPadOS、visionOSアップデートで提供される予定です。パスキーはフィッシングなどのパスワードを狙った攻撃に強いとされる業界標準の認証方式ですが、これまでのところ、作成された環境に強く依存しており、他のOSや認証管理ツールへの移行が困難でした。
たとえば、Macで作成されたパスキーは、同じiCloudアカウントで接続された他のAppleデバイス間では同期できますが、Windowsデバイスや同じAppleデバイス上の別の認証マネージャーへの移行はこれまで不可能でした。今回の新機能により、より柔軟でセキュアなパスキー管理が可能になります。
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