NASA、将来の宇宙通信に関する業界からの提案を募集
NASAは今後の宇宙通信とナビゲーション機能について、米国および国際的な企業からの提案を正式に募集している
最新の更新
NASA(米航空宇宙局)は、将来の科学ミッションに向けて、地球近傍でのリレー通信およびナビゲーション能力に関する情報を米国内外の民間企業から募っています。これは、NASAの"Communications Services Project"(通信サービスプロジェクト)の一環として行われており、今後の宇宙探査の課題に対し民間の通信衛星サービスを活用することを目的としています。
NASAのSCaN(Space Communications and Navigation)プログラム副管理官であるケビン・コギンズ氏は「この取り組みを通じて、NASAのミッションは宇宙船の操作、飛行中の問題解決、そして太陽系全体から集めたデータや科学的発見の回収能力を向上させることができます」と述べました。
なお、2024年11月には、NASAがこれまで使用してきたTDRS(追跡・データ中継衛星)システムが、今後は既存のミッションのみをサポートすることが発表されており、今後の新たなミッションでは民間通信への依存が進む見通しです。
好きかもしれない
- Windows Hello、暗い部屋での顔認証が無効に セキュリティ強化の一環
- WhatsApp、ステータス情報で広告を正式に導入
- カリフォルニア州の裁判所、運転中に地図を見るために携帯電話を持つことは違法と判決
- AIツールCopilot、英国の公務員に数週間の作業時間を節約 — 調査結果発表
- NOAA、数十億ドル規模の災害データベースを廃止、気候コストの一般公開を制限
- アンドロイドとクローム、ジェミニ搭載の写真クイズ機能でアクセシビリティ向上
- マイクロソフト、Windows Updateをサードパーティアプリに開放
- Googleのプロジェクト・スターラインが「Beam」に改名、企業向け3Dビデオ会議として登場