NVIDIA、RISC-Vプロセッサ向けにCUDAサポートを拡張

NVIDIAは、ゲームから高性能AIワークロードまでさまざまな分野で活躍する企業で、そのCUDAプラットフォームは加速コンピューティングの基盤となっています。機械学習の分野では、CUDAを使用した処理を直接または間接的に実行したことがある人も多いでしょう。

一方、RISC-V（リスク・ファイブ）は、RISC-Vインターナショナルが管理するオープンスタンダードです。x86やARMとは異なり、このアーキテクチャは自由に使用・変更できるため、ライセンス制限なしでカスタムチップを作成したい企業や国々にとって魅力的な選択肢となっています。

NVIDIAはこのRISC-Vアーキテクチャ向けにCUDAサポートを拡張し、これにより、RISC-Vを基盤とするシステムにおいても加速コンピューティングや機械学習が容易に実現できるようになるとしています。