英国、データセンターを重要インフラとして指定 サイバーセキュリティの懸念が高まる

英国政府は、データセンターを国家重要インフラ（CNI）として指定し、国家の運営と経済の安定におけるその重要性を再確認しました。この認識により、データセンターへの監視が強化され、サイバーセキュリティの重要性がますます高まっています。

英国のデータセンター業界には多くの投資が注がれていますが、依然として解決されていない重要な課題があります。それは、オペレーショナル・テクノロジー（OT）やモノのインターネット（IoT）デバイスに関連するサイバーセキュリティリスクへの対応です。

データセンター運営者はこれまで、ITセキュリティを優先し、データセンターの接続性やサーバーインフラの保護に力を入れてきましたが、OTやIoTデバイスが引き起こす潜在的なリスクへの対策は後回しにされがちです。これらのデバイスがサイバー攻撃の対象となることが増えているため、今後はこれらのリスクに特化したセキュリティ対策が急務となります。