ジェームズ・ウェッブ望遠鏡、系外惑星TRAPPIST-1 dに地球型大気は存在しないと判断
ジェームズ・ウェッブ望遠鏡の観測により、TRAPPIST-1 dには地球に似た大気は存在しないことが明らかになった。
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2025年8月14日 — TRAPPIST-1 dは、地球と同程度の大きさを持ち、岩石で構成され、表面に液体の水が存在する可能性が理論的にある星のハビタブルゾーン内に位置するため、科学者たちの注目を集めてきた。しかし、NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)のデータを用いた新たな研究により、この惑星には地球型の大気は存在しないことが判明した。
研究の主著者であるシカゴ大学およびモントリオール大学トロティエ系外惑星研究所(IREx)のカロライン・ピオレ=ゴラエブ氏は、「最終的には、地球のような環境が他の惑星に存在し得るか、そしてどのような条件下で可能かを知りたい。JWSTによって地球サイズの惑星を調査できるようになったが、現時点ではTRAPPIST-1 dを地球型惑星の候補から除外することができる」と述べた。この研究成果は『The Astrophysical Journal』に掲載されている。
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