マイクロソフト、2030年までにAI「ビジネスエージェント」がSaaSを置き換えると予測

マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデント、チャールズ・ラマンナ氏は、従来の企業向けソフトウェア（SaaS）は2030年代には“メインフレーム化”し、AIビジネスエージェントによって置き換えられると予測した。

ラマンナ氏によれば、生成AIインターフェース、目標指向型プロセッシング、ベクターデータベースを備えたAIエージェントが、現行のフォームベースやワークフロー型の企業向けソフトウェアに取って代わるという。これにより、従来のSaaSは機能するものの時代遅れのシステムとなる可能性がある。

ラマンナ氏は、マイクロソフトのビジネスアプリケーションおよびプラットフォーム部門を率いており、次世代の企業向けソフトウェアにおけるAIの重要性を強調している。今後数年間で企業の業務システムは大きく変革されることが予想される。