ブリヂストン、米国とカナダの製造拠点に影響する大規模サイバー攻撃を調査中

【東京発】タイヤ製造大手のブリヂストンは、米国とカナダの一部製造拠点に影響を与えるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。ブリヂストンは、現時点でデータの流出は確認されていないと発表している。

米国のメディアによれば、サウスカロライナ州の2つの生産施設がサイバー攻撃の影響を受けたと報じられており、カナダの現地報道ではケベック州の1施設も同様に影響を受けたと伝えられている。

現時点で攻撃の責任を主張するグループはなく、ブリヂストンは原因究明と被害の最小化に向けた調査を継続している。企業はサイバーセキュリティ対策の強化を図り、製造活動の早期復旧を目指している。