iFixit、iPhone 17 Pro「コズミックオレンジ」のカメラ周辺における傷問題を調査
iFixitは、iPhone 17 Pro「コズミックオレンジ」のカメラ周辺に発生しやすい傷について顕微鏡レベルで調査を行った。
最新の更新
Appleの新型スマートフォン「iPhone 17 Pro」のコズミックオレンジモデルで、カメラ部分の「プレート」周辺に傷がつきやすいという報告が相次いでいる。この問題を受け、修理情報サイトiFixitが詳細な分解調査を実施した。
iFixitの分解動画によると、陽極酸化処理されたアルミニウム素材を採用したiPhone 17 Proは、特にカメラ台座周辺で傷が目立ちやすい傾向があることが確認された。デジタル顕微鏡で撮影された画像では、他の部分には見られない「剥離(spalling)」と呼ばれる損傷が生じていることが明らかになった。
また、iFixitは機械工学教授であるデイビッド・ニーバー氏に見解を求め、この現象の理由について説明を受けている。ニーバー氏によれば、カメラ周辺の構造や素材特性が傷の顕在化を助長している可能性が高いという。
この調査結果は、ユーザーの使用環境や端末の取り扱い方にかかわらず、カメラプレート付近が特に脆弱であることを示しており、今後Appleがどのような対応策を取るのか注目が集まっている。
好きかもしれない
- ベトナム、バイオメトリック規制強化で数千万の銀行口座を閉鎖へ
- Gemini AI、Google Playに登場 ゲーム内アシスタント機能を提供
- 上院、ホワイトハウスのNASA予算案を拒否、SLSを優先し科学予算を削減
- ネットフリックス、AI検索機能とTikTok風縦型動画を導入
- ブレンボの工場内部:テクノロジーがル・マンのブレーキを進化させる方法
- Apple、サウジアラビアの店舗オープンを祝してカスタマイズ可能な壁紙を公開
- Google、史上最強のスーパーコンピューター「Ironwood TPU」を発表:1.77PBのメモリを搭載
- Google Discover、新機能「フォロー」でパーソナライズを強化