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パデュー大学、ヴァージン・ギャラクティックと提携し2027年に「Purdue 1」亜軌道宇宙飛行を実施へ

宇宙飛行士のゆりかごと称されるパデュー大学が、2027年にヴァージン・ギャラクティックと共同で「Purdue 1」亜軌道宇宙飛行を実施すると発表した。

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米インディアナ州に本拠を置くパデュー大学は、2027年にヴァージン・ギャラクティックと連携し、研究者、学生、卒業生を乗せた亜軌道宇宙飛行「Purdue 1」を実施する計画を明らかにしました。この発表は9月23日に行われ、同大学の宇宙探査に対する歴史的な伝統をさらに強固にするものとなります。

パデュー大学は「宇宙飛行士のゆりかご」として知られ、これまでに28人の卒業生が宇宙に飛び立つか、宇宙飛行士に選抜されています。その中にはアポロ計画で月に降り立ったニール・アームストロングやジーン・サーナン、そしてロジャー・シャフィーやガス・グリソムなどの名立たる宇宙飛行士が含まれています。さらに、2025年にNASAの新宇宙飛行士候補に選ばれたアダム・フールマンとユリ・クボも卒業生として名を連ねています。

今回の「Purdue 1」ミッションでは、大学の研究者や学生が実験や研究を目的に参加する予定であり、教育・研究活動と宇宙探査の架け橋となることが期待されています。ヴァージン・ギャラクティックにとっても、学術機関との連携による宇宙利用の新たな展開を示す取り組みとなります。