エレクトロニック・アーツ、約500億ドルで非公開化に向けた交渉報道
エレクトロニック・アーツが約500億ドル規模で非公開化する可能性が報じられています。
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ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、ビデオゲーム大手のエレクトロニック・アーツ(EA)は、史上最大級のレバレッジド・バイアウトとなる可能性のある約500億ドル規模の非公開化交渉を進めていると、関係者が明かしました。
報道によれば、プライベート・エクイティ企業のSilver Lake、サウジアラビアの公共投資基金(PIF)、ジャレッド・クシュナーの投資会社Affinity Partnersなどの投資家グループが、スポーツゲームで知られるEAの買収案を来週にも発表する可能性があります。
EAは長年にわたり、サッカーゲーム『FIFA』(現在の名称は『FC』)、アメリカンフットボールゲーム『Madden NFL』、および『The Sims』などの人気タイトルを手掛けてきました。カリフォルニアに本拠を置く同社は、ウォール・ストリート・ジャーナルによる交渉報道前に約430億ドルの時価総額でしたが、株価は金曜日に約15%上昇し、193.35ドルで取引を終了。これにより、同社の時価総額は約480億ドルとなりました。