フェラーリ、初の電動スポーツカー『Elettrica』で“リアルな”エンジン音を実現

Carscoopsによると、フェラーリは来年夏に初の電動スポーツカー『Elettrica』を発表する予定で、最高速度は193マイル（310 km/h）、0-100 km/h加速はわずか2.5秒を誇る。

『Elettrica』は、航続距離530 km以上の大容量高密度バッテリー、最大350 kWの超高速DC充電、122 kWhの容量と195 Wh/kgのエネルギー密度を備え、フェラーリは「量産EVの中で最高」としている。

しかし最も注目すべきは、そのエンジン音の再現方法だ。フェラーリは人工的なエンジン音のシミュレーションを避け、インバーターに取り付けられたセンサーがパワートレインの実際の機械的振動を検知し、それを増幅して自然で進化する音色を作り出す。この方式により、車の走行状況に応じて反応する“リアクティブなサウンドトラック”が実現される。