Waymo、ロンドンでロボタクシーを来年開始予定 伝統のブラックキャブと競合

米国の自動運転企業Waymoは、来年ロンドンでロボタクシーサービスを開始する計画を発表した。これにより、ロンドンはサンフランシスコや米国の他4都市で導入されているWaymoの自動運転技術を使ったサービスが展開される、ヨーロッパ初の都市となる。

このサービスは「ロボタクシー」とも呼ばれ、16世紀の馬車型ハッカニーコーチにまでさかのぼるロンドンの伝統的なブラックキャブとの競争を意味する。しかし、首都のタクシー運転手代表は、この新しい「遊園地の乗り物」に懸念はなく、自動運転車の信頼性に疑問を呈している。

Waymoは、同社の車両が現在ロンドンに向かっており、数週間以内に「訓練を受けた人間の専門家（安全運転士）」がハンドルを握る状態で市内の道路を走行開始すると述べた。