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米国の電子廃棄物が東南アジアで「隠れた津波」を引き起こしているとの報告

米国から東南アジアへの膨大な電子廃棄物の輸出が、環境問題を引き起こしているという報告が出た。

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米国からの電子廃棄物が、東南アジアの発展途上国に大量に輸出され、その多くが危険な廃棄物を安全に処理できる準備が整っていない国々に送られているという新たな報告が発表されました。この調査は、シアトルを拠点とする環境監視団体、ベースル・アクション・ネットワーク(BAN)によるもので、2年間にわたる調査の結果、少なくとも10の米国企業がアジアや中東に中古電子機器を輸出していることが明らかになったと報告しています。

この報告によると、「隠れた津波」とも形容されるこの新たな電子廃棄物の流れは、電子機器リサイクル業界の利益を膨らませる一方で、米国民や企業のIT機器の大部分が東南アジアで有害な条件下で処理されていることを許容しているとのことです。