Microsoft、10年以上続いたWindowsのバグを修正 ― 「更新してシャットダウン」が正常動作に
Microsoftが、長年続いたWindowsのバグを修正し、「更新してシャットダウン」が正しく動作するようになった。
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Microsoftは、Windows 10およびWindows 11に存在していた長年のバグを修正するパッチをリリースした。このバグは「更新してシャットダウン」を選択した際、本来電源を切るべきところが再起動してしまうというもので、Windows 10の初期リリース以降、多くのユーザーに影響を与えていた。
修正は、Windows 11 25H2 Build 26200.7019および2025年10月の任意更新プログラムKB5067036で提供されている。Microsoftは、このパッチが「更新後にPCが実際にシャットダウンしない原因となっていた根本的な問題に対応した」と確認している。
問題の原因は、Windowsのサービススタックが必要な再起動フェーズで電源オフの指示を正しく伝達できなかったことにあると考えられている。Windowsは更新時にオフラインサービスモードで再起動し、システムファイルを置き換える必要があるが、この過程で電源オフの指示がクリアされるかブロックされていた可能性がある。今回の修正により、ユーザーは更新後に安心してPCをシャットダウンできるようになった。
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