Valve、SteamOSの普及拡大に向けSteamストアを刷新:「SteamOS対応」ラベルを導入
ValveはSteamOSの普及に向け、Steamストアに新たな「SteamOS対応」ラベルを導入し、他のハンドヘルドPCへの展開を本格化させている。
最新の更新
Valveは、Linuxベースのオペレーティングシステム「SteamOS」をSteam Deck以外のデバイスにも拡大する計画の一環として、Steamストアに重要な変更を加えると発表した。今後数週間以内に、ゲームがSteamOS上で正常に動作するかどうかを示す「SteamOS対応(SteamOS Compatible)」ラベルの展開が開始される予定だ。
このラベルは、ゲーム本体だけでなく、ミドルウェア、ランチャー機能、アンチチート対応を含む互換性全体を評価する。条件を満たさないゲームには「SteamOS非対応(SteamOS Unsupported)」と表示される。ただし、これらのラベルは「動作不可」を意味するわけではなく、意図した通りにプレイできない可能性があることをユーザーに警告するものである。
ValveはすでにAsusの一部ROG AllyモデルへのSteamOS搭載を視野に入れており、今後はSteam Deck以外のハードウェアでもSteamOSの普及が進むとみられている。Windowsに対抗する本格的なゲーム用OSとして、ValveのSteamOSが着実に地位を固めつつある。
好きかもしれない
- Epic Games、Appleからの120時間以上の沈黙を経て「Fortnite」を米App Storeに再申請
- ウーバー、米国主要都市で「Route Share」固定ルートシャトルを導入
- Google、教育現場に向けたGemini AIを導入、教育の未来を巡る議論が加熱
- Google、AndroidおよびiOS向けNotebookLMアプリをリリース、オフライン利用が可能
- 「AOHell」作成者、初期のハッキングとAIについて振り返る
- Apple、iPhone 18向けにTSMCの2nm生産能力の半分を確保
- Linuxカーネル6.16がリリース:AMD、Intel、NVIDIAに焦点を当てたアップデート
- Debian系ディストリビューション「Kaisen Linux」が開発終了を発表