世界最大のデジタルカメラを搭載した大望遠鏡が運用開始へ
チリのヴェラ・C・ルービン天文台は、世界最大のデジタルカメラを搭載し、3,200メガピクセルの画像を撮影し、毎晩800回以上の警告を発生させる予定です。
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チリにあるヴェラ・C・ルービン天文台は、世界最大のデジタルカメラを搭載し、数ヶ月以内に完全運用を開始します。このカメラは、3,200メガピクセルの画像を撮影し、フル解像度で表示するには数百台のHDテレビが必要です。8億1,000万ドル(約1,000億円)の施設は、毎晩約3〜4晩ごとに南半球の空を全て地図化し、10年間の運用計画の中で各地点を約800回観測します。望遠鏡の独特の設計により、一度に45個分の満月に相当する範囲を撮影でき、40秒ごとに異なる空の場所を撮影します。このデジタルカメラは、小型車ほどの大きさで、天文オブジェクトの動きや明るさの変化を検出すると、毎晩800万件の警告を発生させる予定です。このプロジェクトを1990年代に構想したカリフォルニア大学デイヴィス校の天文学者トニー・タイソン氏によると、最初のフルカラ―画像は6月23日に公開予定で、天体物理学者フェデリカ・ビアンコ氏はその画像を見た感想を「星がたくさんある!」と述べています。
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