Google、テネシー州に小型原子炉を建設しデータセンターに電力供給へ

Googleは、テネシー州オークリッジにあるインフラ拡大のためのデータセンターに電力を供給する目的で、小型モジュール型原子炉の開発を進めるため、カイロスパワーとテネシー川電力局（TVA）との協力を発表しました。この新しい原子炉施設「ヘルメス2」は、2030年に運転を開始し、最大50メガワットの電力をTVAの電力網に供給する予定です。

このプロジェクトは、Googleのテネシー州とアラバマ州のデータセンターを支え、同社が進化するクラウドホスティング、クラウドストレージ、AIツールなどの需要に対応するための重要なステップとなります。

テネシー州は、核エネルギーの革新的な実験の拠点として浮上しており、Googleのこの取り組みはクリーンエネルギーと核エネルギーの活用を進める新たな一歩となります。