NASA、2026年ルナボティクス・チャレンジの参加募集を開始

NASAは、2026年に開催されるルナボティクス・チャレンジの参加申請受付を開始しました。この競技は、学生たちが自作のロボットを開発し、模擬月面環境でその性能を競い合うものです。参加チームは、NASAのSTEM Gatewayポータルを通じて、9月8日（月）から応募と必要書類の提出を行うことができます。

ルナボティクス・チャレンジは、アルテミス計画に関連する教育プログラムの一環として実施され、月面探査技術の理解や実践的スキルの育成を目的としています。2025年5月には、前回大会がフロリダ州のケネディ宇宙センター・ビジターコンプレックス近くにある宇宙教育センターで開催され、多くの学生チームがアルテミス・アリーナで競技を行いました。

今回の募集開始により、全米の大学生チームは次回大会に向けたロボット設計と開発を進めることが可能になります。NASAは、次世代の宇宙探査を担う人材育成を目指し、こうした取り組みを通じて学生たちに実践的な挑戦の場を提供しています。