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宇宙飛行士ローズマリー・クーガン、物理学から宇宙への軌跡を語る

欧州宇宙機関の新しい宇宙飛行士ローズマリー・クーガンが、物理学者から宇宙飛行士になるまでの道のりを語った。

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欧州宇宙機関(ESA)の最新の宇宙飛行士の一人であるローズマリー・クーガンは、Physics World Storiesのポッドキャストで、自身の宇宙飛行士としての生活について語った。2022年のESAの選抜メンバーとして選ばれたクーガンは、2024年に宇宙飛行士認定を取得し、今後5年以内に国際宇宙ステーションを訪問する予定だ。将来的にはアルテミス計画の一環として月面を歩く可能性もある。

クーガンは、宇宙飛行士の訓練が実際にどのようなものかを説明した。教室での専門知識の習得、無重力状態を体験する放物線飛行、そしてヒューストンの中性浮力プールでの水中訓練など、多岐にわたる厳しい訓練が求められるという。

北アイルランド出身のクーガンは、自身の人生の歩みを振り返る。子どもの頃から宇宙を夢見ていた彼女は、ダラム大学で物理学と天体物理学を学び、その後、遠方銀河の進化に関する博士号を取得した。彼女の道のりは、科学への情熱と宇宙への夢が結実したものとなっている。